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三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

ついにここまで来た

ついにここまで来た

最近は檀家離れも進んでいると言いますが、
ついにここまで来たかという事件がありました。

「もしもし、○○寺さんですか?」

「はい」

「・・・・のSですが、親父が亡くなりましたので
 お葬式お願いしたいんですが・・・」

「どちらのSさんですか?」

「親父の名前言ったらいいですか?」

「はい、お願いします」

「SYです。今日六時からお通夜来ていただけますか?」

(聞き覚えがない)

「すいません。どちらにお住まいですか?」

「Tですが」

Tは隣町の地名です。
隣町にも同じ名前の○○寺があります。

「すいません。こちらは「K」の○○寺ですが「I」の○○寺と
お間違えではありませんか?」

「そうですかね?」

「当院はSYさんは存じませんが・・・」

「すいません。「I」の○○寺の電話番号わかりますか?」

「ええ、ちょっと待ってくださいね」

慌ただしい時とはいえ、お葬式の電話が間違えて
掛かってきたのははじめてです。

ちなみに、「I」の○○寺との間違い電話は結構あります。

「I」の○○寺は藤で有名なお寺なので、五月ごろになると
年に一度や二度は問い合わせの間違い電話がかかってきます。

「藤は見頃ですか?」

当院も小さい藤でも植えてみましょうか?(*^_^*)

何故か某葬儀社も「I」の○○寺とよく間違えてかけてきます。

「すいません、先程お願いしたお葬式ですが・・・」

「知りませんね・・・」

ひどい時は、○○さんの位牌ですとかいいながら、
葬儀の一式持ってきます。

受け取らずに返しましたから問題なかったですが、
そのまま受け取ったらどうするんでしょう?

だんだん葬儀も変わってきたような気がします。

最終更新日 2010年02月17日


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